WRC:世界ラリー選手権に出るにはどうしたら良いの?

こんばんは
そこら辺のおっさんです。

全日本ラリー選手権の開催延期が続々とアナウンスされ始めました。
とりあえずモントレーまでは全部延期です。
今まで何も感じずに過ごしてきた日常が、実はとてもありがたい感謝すべきことだったんだと悟っています。

本日のお題はWRCに出るにはどうしたら良いの?です。

差し障りのない範囲で、そして自分が実践した範囲で書きます。
ラリノサウラ経由でここを見てくださってる方には説明不要だと思いますが.....

とりあえず競技ライセンスは「国際R」以上が必須です。
国内B→国内A→国際Rという順序で取ることになります。
世界選手権ですから国際格式なんで国内Bライセンスでは出さしてもらえません。

次に車両が必要ですが、買うのが必須ではありません。レンタカーで世界選手権に出るという手があります。ガチのレーシングマシンをレンタルしてくれるチームがEU諸国には星の数ほどあります。
「大丈夫だよ~自分の装備品とライセンスだけ持ってきてね~」って言ってくれます。
費用的には日本で普通のレンタカー借りるのにゼロを幾つか加えればオッケーです。
(ハッキリとは書きませんw)
自分の車で出るにはその車がFIAホモロゲーションがあることが前提です。
そしてFIAが定める車両規則に沿って製作されている必要があります。
例えばFIA安全燃料タンクとかですね。

残念ながら1月末時点でZC33SはFIAホモロゲーションがない車なのでダメです。
ただしそのイベントが「ナショナルカー」「リージョナルカー」の出場を認めてくれて、かつFIAの車両規則に沿って製作されていれば出られるかもしれません。
でも公式車検でダメと言われたら「はいそれまで~」です。
私はZC33Sが国際的にどういう扱いを受けるのかを知るため、今年のモンテカルロラリーの受け付け窓口にメールしました。
「ZC33Sでモンテカルロ出られます?」
返事は
「あんたの車はホモロゲーションないからダメね~、待ってるから頑張ってね~」
の一言でした.....
こんな「そこら辺のおっさん」にまでちゃんと返信してくれるだけ、モンテカルロラリーって凄いのかもしれません。

装備品はレーシングスーツについて非常に厳しくチェックされるようです。
昔々あるところで......これ以上は書きません。
ヘルメットの賞味期限とかは当然チェックされます。

だいぶ長くなってきたので、今日はここまでにします。
次回は装備品のことについて書きます。


いただきものの画像です。
いつもいつも格好良く撮っていただいてありがとうございます。

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